今回は、築上町でケイトウを栽培されている村上武士さんにお話を伺ってきました。
京築地域はケイトウの栽培面積が県内一位の産地です。村上さんはJAの方に勧められたのをきっかけに、5年ほど前からケイトウの栽培を始めました。仏花としての利用の他、特徴的な色や形を活かしたフラワーアレンジメントにも需要が期待されているとのこと。暑い季節に収穫、利用されますが、花持ちがよく、水替えなどの管理をしっかりすると、1か月近く持つとのことです。
茎が細くてかたいものが花もちがよいため、苗づくりや肥培管理など毎年、試行錯誤をしながら改善しています。病害虫対策も徹底し、きれいなケイトウを消費者に届けるよう、心がけています。
取材をしたほ場では主に4品種、「麗炎(れいえん)」「オレンジクイーン」「ファイアリー」「有明(ありあけ)」が栽培されていました。まさに出荷の時期を迎えているとのことで、鮮やかな花の色が印象的でした。真っ赤な色と卵のような形が特徴の「麗炎」は一番人気。ケイトウの花言葉は「おしゃれ」「個性」などがあり、花の色、形が個性的で独創性にあふれていること姿をイメージして付けられたと言われていることがよく分かります。
鮮やかな夏の花、ケイトウをぜひお部屋に飾ってみませんか?!