古賀市筵内で祖父の代から続く花農家、安武花園さん。
ご夫婦で主力であるカラー・パンパスグラスをはじめ、さまざまな花を育てています。

ここは昔から湿地が多く、米作りには不向きだったとか。そこで、洋良さんの祖父が熊本まで見学に行き、水田で育てる湿地性カラーの栽培をこの地区で始めました。以来約65年、現在は3代目の洋良さんがそのバトンを受け継いでいます。
一方の祐子さんは、4年前から湿地性カラーとは種類が異なる畑地性のカラーを手がけています。女性農業者の新品目栽培を応援する福岡県の事業を利用しました。
白と緑が主流の湿地性に比べて、畑地性カラーは色の種類が豊富で、オレンジや紫、ピンクなど今では15品種を栽培しています。
また、お盆向けのパンパスグラスも祖父の代から約40年育て、栽培面積は30アール。代々のものを受け継ぎながら新しいものも取り入れ、「花を生業にしているので、畑に入るときは感謝の気持ちを忘れない」と、洋良さんは話します。
栽培品目が多い安武花園さんでは、主力である湿地性カラーやパンパスグラスは洋良さんが担当。
祐子さんは、畑地性カラーやダリア、スターチス、かすみ草、ユリなどを中心に、新品目ではプチロータスも手がけています。祐子さんが担当する品目の多くは、古賀市の「コスモス広場」をはじめ近隣の農産物直売所に出荷しています。
「多品目を育てるのは大変じゃないですか?」とうかがうと、「直売所にはほぼ毎日出荷するので、なるべく花を切らさないようにいろいろな花を作付けしています。自分が好きな花だから楽しく育てられる」と、笑う祐子さん。
普及指導センターの存在も大きく、特に初挑戦の花は栽培法などをきめ細かくサポートしてもらいありがたいと話します。
さらに、一昨年からはぶどう栽培もスタート。
「花農家仲間も新品目に挑戦する方が多い。やったことがないものを育てるのがおもしろい」と、洋良さん。ご夫婦で力を合わせながら楽しく挑戦を続けています。








