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ささきフローリスト - 花あふれるふくおか推進協議会
取材レポート

取材レポート

Report

ささきフローリスト

花業界を盛り上げようとまい進する

プロの花屋の「先生」



やってみたらアレンジメントの才能が開花

「なんでも挑戦が大事」


中間市にある『ささきフローリスト』は、お客様にも、花屋にも慕われている花屋です。 このお店は佐々木さんの両親が始めた店で、創業50年になります。店主の佐々木寛さん(64)は、電気関係の会社を21歳のときに退職し、両親と一緒に花屋の仕事をするようになりました。ちょうどフラワーアレンジメントが流行り出したころで、佐々木さんも挑戦してみたところ、秘められていた才能が開花。コンテストのアレンジ部門で数々の賞を獲得したことも。





「私は美術の成績が特別良かったわけではありません。電気の仕事もあまり向いていなかったけれど、手先を使う経験がフラワーアレンジメントに役立ちました。人間、何に向いているか、どんな才能を持っているか分からないから、何にでも挑戦してみることが大事だと思っています」。



店内はギフト用の花やガーデニング用の植物、多肉植物、ハーバリウムなども扱っているので、雑貨屋のような雰囲気です。冠婚葬祭の装花やスーパーへの卸など、店外での仕事も多く受けています。「何かに特化してしまうと、それができなくなったときが大変ですからね。コロナ禍でブライダルの需要が減りましたが、スーパーに助けられています」。





指導員をすることは花への感謝の表れ

その功績が、県内初のマイスター認定に


実は、佐々木さんは福岡県内でも数少ない1級フラワー装飾技能士指導員です。これまで佐々木さんのもとから巣立ったフラワー装飾技能士は500名以上にものぼります。「みんな『先生』と言って慕ってくれて、まるで娘、息子のようです」と目を細めます。




「花にはとても感謝している」と佐々木さん。「いろいろ苦労もしましたが、花に助けられました。だから、もっとこの業界を盛り上げたいと思い、指導員をしています」。その功績が称えられ、福岡県初のフラワー装飾マイスターも認定されました。

花は生き物なので、ギリギリにしか仕入れができないことも。「徹夜での作業は大変です。でも、結婚式の装花をしたご夫婦がお礼に来てくれるなど嬉しいこともあり、花の仕事は楽しいです」と語る佐々木さんでした。




【店舗情報】

店舗:ささきフローリスト

住所:中間市通谷6丁目5-1

電話:093-245-1333

営業:9:00~18:00

定休日:火曜日

HP:http://www.sasaki-florist.com/

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