トルコギキョウとクルクマ農家の髙宮一哉さん

温暖な気候で、お花がすくすくと育つ糸島市。糸島市は福岡県内でも有数のクルクマの産地（お花の生産地）なんです。

自然豊かな糸島市で、トルコギキョウとクルクマを栽培している髙宮一哉さん（４７）。トルコギキョウは約15万本を栽培しており、多い時期はなんと１日に約3,000〜4,000本収穫を行っています。クルクマも年間13万本出荷しているそうです！

ご両親の代から続くトルコギキョウとクルクマ。栽培を始めてから約３０年。今ではご両親、髙宮さん、奥様の４人で栽培を行っています。「何年も栽培をしていると土の環境も変化していくので、苦戦するときもあるんです。」と話す髙宮さん。ハウスの改良によって台風などには強くなりましたが、今まで感じられなかった土の変化に直面することもあるそうです。

「植えてから枯れるということは結構よくあることなんです。なので今は、植え替える前に土の状態をしっかりと確認して、生育に一番良い土づくりをするように工夫しています。」

髙宮さんが想うトルコギキョウの魅力について聞いてみると… 「品種の回転が早く、新しい品種がどんどん誕生するところです。失敗することもありますが、今までに見たことのないような品種に出会えると、いろんな発見があるので魅力を感じます」と教えてくれました。

「クルクマの魅力は、東南アジア原産なので夏の暑さに強いお花なので、夏を華やかにしてくれます」なんと「ホワイトマリアージュ」という福岡県オリジナルの品種も！純白で美しく、清楚で上品な姿に思わずうっとり… 一輪挿しはもちろん、フラワーギフトで大切な人に贈るのもぴったりな品種です。「おうちに飾るときは、霧吹きで水をあげるといいですよ」と教えていただきました！