当サイトを最適な状態で閲覧していただくにはブラウザのJavaScriptを有効にしてご利用下さい。
JavaScriptを無効のままご覧いただいた場合には一部機能がご利用頂けない場合や正しい情報を取得できない場合がございます。
広川千両 田中健一さん 九州全体だけではなく関西にも出荷! - 花あふれるふくおか推進協議会
取材レポート

取材レポート

Report

広川千両 田中健一さん 九州全体だけではなく関西にも出荷!

お正月にオススメの飾り方も聞いちゃいました!

標高350mの千両の圃場

お花の少ない冬に赤く美しい実をつける千両は、正月の縁起物として人気の高い植物です。

八女郡広川町にある標高 約350mの白金山で、千両を栽培している田中健一さん✨

周りを見渡すと、額に飾りたいほどの絶景が広がっています😳
しかし、車を降りないと行けない山道は急斜面でとても険しく、
私は息を切らしてしまうほどでした😅

お父様の代から30年以上千両の栽培を続けている田中さんの園地。 この山道をのぼり、収穫し、出荷している田中さんに頭が下がります…!!!

千両


土壌管理や寒冷紗を使っての遮光など、実の付きや葉の色をよくするための栽培管理を徹底しています。

田中さんは、年間約1万3千本収穫! 赤い実がなる千両と黄色い実がなるキミ千両の2種類を栽培しています!

毎年12月初旬〜中旬に花市場で開催される「千両市(せんりょういち)」に向けて栽培しており、そこでは1日限りで千両のみの競りが行われるそうです! 田中さんの千両は、九州全体や関西の市場に「広川千両」として出荷されます✨

黄色い実がなるキミ千両

千両は、種をまいてから苗として使えるようになるまで2〜3年、そこからさらに収穫に向けて2〜3年かけて株を作っていく…

種まきから収穫まで5〜6年!非常に長い年月がかかります…!

株が出来上がったら、約10年は毎年実がなるので続けて栽培することができるそうです。

「土とは別に、株の状態をいかにベストに持っていくか、 切りすぎると株が弱ってくるので残し具合など毎年工夫しています。」

千両の手入れ

田中さんはもともと会社勤めをしていましたが、23年前に千両栽培の後を継ぎました。

「30年前に千両栽培を始めた当初は、生産者が30名くらいいたんですが…少しずつ減ってしまい、現在広川町での生産者は2人になってしまいました」

「千両の魅力は、緑と赤のコントラスト。お正月の縁起物としてなくてはならない存在ですよね」

クリスマスシーズンが終わると、お花屋さんには一気にお正月モードへ!🎍
田中さんの「広川千両」も福岡各地、関西のお花屋さんまで並びます✨

広川千両の圃場で田中さんとパチリ

お正月にオススメの飾り方もあるそうです!

「今は洋風アレンジも増えてきています。純和風のいけばなは根締めにするんですが、洋風アレンジは好きなところへ豪華に生ける方も多いので自由にアレンジしてみてください!」

今後の目標は、「人が見て、感動するような千両を作りたい」と話す田中さんでした✨


Youtubeチャンネル「花あふれるふくおか」でも取材動画公開してますので、

ぜひご覧ください。


【お問い合わせ】

JAふくおか八女花き課

TEL:0943-23-1164(直通)

トップへ