
街と緑が調和する福岡県小郡市でキンギョソウを栽培している平山孝さん。
全体で約1万本、白・ピンク・黄色系2色の4品種を栽培しています!
ハウスに入ると、1m以上もある色とりどりのキンギョソウがお出迎えしてくれました♪
収穫時期は11月から4月末まで。
一度収穫しても、残った株の脇から茎が伸びてお花が咲くので、再度収穫できるそうです!
ピーク時期は3月。
「気温が高くなると成長も早くなるので、この時期は量が増えていきます」
多いときは1日に約1000本収穫!
取材時にも収穫した大量の束を肩に乗せて移動。 両腕で丸を作ったくらいの量を運ばれていてびっくりしました!

定植時期は9月〜10月。
キンギョソウは種から苗を作って定植していくそうです!
栽培に欠かせないのは「日光」
「やっぱり日当たりがいいほど生育が良いですね。気温は無加温で自然に任せながら、横の空間を空けて風通りが良くなるように気をつけています。
水やりも、数ヶ月に1回程。キンギョソウは割と栽培しやすいお花ですね」と話します。
収穫するときに心がけていることは「下の方で切ること」
太い茎が魅力でもあるキンギョソウですが、一度目の収穫の時に上の方で切ってしまうと、二度目の収穫用の茎が細く育ってしまうそうです。
「なるべく下の方から切って、軸の太いキンギョソウが育つように心がけています。」

平山さんが想うキンギョソウの魅力は「花が可愛いところ」
甘い香りを漂わせて、ふっくらとした花姿が特徴のキンギョソウ。
その名の通りお花の形が金魚に似ていることから「キンギョソウ」と名付けられたそうです。
平山さんオススメの品種は、ピンク色のキンギョソウ
柔らかい色味で春らしさも味わえるピンク色は、購入される方やアレンジメント、装飾で使われることも多く人気があるそうです!

ご両親の代から跡を継ぎ2代目となった平山さん。
「もともとイチゴや野菜を栽培していましたが、作業面などを考えお花へと切り替わりました。この時期に栽培できるお花が限られていたのもありますが、そのお花の中でもキンギョソウに魅力を感じて栽培を始めたんです。」
「昔から栽培をすることが好きだったんです。やっぱり落ち着くんですよね。1日で1番好きな時間は、お花と触れ合ってる時かもしれません。」と話します♪

栽培をしていて幸せを感じる瞬間は「花が咲いたとき」
「天気が良ければどんどん咲いてくれるので、自然に任せながら、栽培しているキンギョソウが元気な状態で出荷できたら良いなと思っています」と話す平山さんでした!!
Youtubeチャンネル「花あふれるふくおか」でも取材動画公開してますので、
ぜひご覧ください。
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