いろんなところで買えて、どこでも飾れて、誰でも楽しめるトルコギキョウ

生産量、産出額が全国3位!福岡県を代表するお花のひとつ「トルコギキョウ」
久留米市にある「秋山花園」の秋山洋三さんは、栽培を始めて約15年。
もともとはご両親が輪菊やスイートピーを栽培をしていましたが、連作障害が続いた ため、トルコギキョウに品目転換したそうです。
ちょうどその頃、秋山さんも後を継ぐことを決め、 現在は色とりどりでボリュームも様々なトルコギキョウをメインに栽培しています!

現在は、ご両親、奥様、秋山さんの4人と従業員3人で栽培を行っており ハウス数は24棟、品種数は約20品種! 需要が高いピンクや白だけではなく、蕾が黒いトルコギキョウなど珍しい品種も栽培しています。 トルコギキョウのピーク時期は10月~11月、他の草花のピークは3月〜5月。 「お花って、わかりやすいんですが、主に10月〜11月はブライダル、3月は卒業式や入学式、5月は母の日があるのでそれに合わせて忙しくなるんです」
ピーク時期には、1日に5000〜6000本収穫しているそうです。

同じ場所で長年同じものを栽培し続けると、土の中の栄養が不足して枯れやすくなったり、連作障害が起きてしまいます。
「秋山花園」では連作を防ぐために、他のお花の栽培も行なっています!
「トルコギキョウの期間を少なくして、他の品目の栽培を組み合わせることによって、できるだけ連作しなくて良いようにしています」
栽培している品目は、ブプレウラム、シンテッポウユリ、アストランチアなど年間10 品目程だそうです!

「秋山花園」の今年のオススメ品種は「アンバーダブルショコラ」と「ボヤージュアプリコット」。
まるでショコラスイーツのような「アンバーダブルショコラ」は、秋にぴったりのアンティークカラー!
ボリュームがある「ボヤージュアプリコット」は、桃のような淡いピンクのグラデーション。どちらも眺めているとお腹が空いてきます…!

「トルコギキョウはすごく目にしやすいお花ですよね。ブライダルや葬儀の装飾で使われることが多いですが、花持ちも良く、彩りも豊かなので、お花屋さんやスーパーでも取り扱い易いんです」
いろんなところで買えて、どこでも飾れて、誰でも楽しめるトルコギキョウ。 「暖房になるべく頼らず栽培できるよう、寒さやその時期に強い品目を選んでいます!今後は、ハウス数も少しずつ増やしていきたいです。」
と話す秋山さんでした!
Youtubeチャンネル「花あふれるふくおか」でも取材動画公開してますので、ぜひご覧ください。
【お問い合わせ】
JAみい営農部園芸課
TEL:0942-77-0700
FAX:0942-77-0702
メール:einouka@ja-mii.com