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標高600mの八女市矢部村リンドウ農家 若杉幹男さん - 花あふれるふくおか推進協議会
取材レポート

取材レポート

Report

標高600mの八女市矢部村リンドウ農家 若杉幹男さん

奥様の一言がきっかけで始めたりんどう栽培

昔のように、りんどうが矢部村の特産品になるよう願いを込めて


自然豊かに恵まれた八女市。 果樹、野菜だけではなくお花の生産も盛んに行われています。 福岡県、大分県、熊本県と接する標高600mの 八女市矢部村 で りんどうを栽培しているりんどう部・部長 若杉幹男さん。
切り花として6月から11月頃まで楽しめるお花「りんどう」は お盆やお彼岸の時期などに仏花としても親しまれています。

若杉さんとリンドウ

りんどう栽培を始める前は、兼業農家だった若杉さん。 田んぼで稲を作りながら、林業関係の仕事に勤めていたそうです。 りんどう栽培を始めたきっかけは奥様の一言。

「りんどうが出荷されているところを妻が見て『まぁきれい!』と言ったのがきっかけでした。『あなたも作らんね〜!』って勧められて入部と同時に栽培を始めることになったんです。」

若杉さんが栽培しているりんどうは品種によって出荷時期が異なり、 お盆と彼岸では品種が違い、お彼岸には矢部村固有の品種が使われています。品種によって色の深みや大きさも少し違うのでそれぞれの雰囲気が楽しめます♪

若杉さんが作っているリンドウたち

栽培を始めて7年目になる若杉さん。 「りんどう部の中でも、一番歴が浅いんです。分からないことも多いですが、40年以上りんどうを栽培している先輩達はお茶にも力を入れていて…とてもお忙しいのでひょんなことから私が会長を務めることになりました。」

部員は若杉さんも含めて3人。 タネを蒔いて移植した苗を、それぞれ部員で分けて植え付けていくという流れが毎年の手順。 部会のみんなで、りんどうを盛り上げていこう!と力を合わせて栽培しているそうです。

若杉さんに、りんどうの魅力について聞いてみると…
「水を定期的に変えていくとすごく長持ちするところです。10日くらいは完璧に持ちますね! さらに、菊や百合と一緒に飾ると全体をしっかりと支えてくれる役目を持っています。」 色の濃さによって、溢れ出る存在感が変わるので、用途によって使い分けてもいいかもしれませんね♪

リンドウ畑をバックに若杉さんをパチリ

りんどう部の今後の目標は、部員を増やしてりんどうを特産品にすること。 「以前、矢部村はりんどうが特産品だったと思うんです。生産者が少なくなってしまった今、もう一度特産品となるように部会を大きくして、みんなが大きな声で『りんどう部』と言えるような部にしたいです。」と意気込む若杉さんでした。

Youtubeチャンネル「花あふれるふくおか」でも取材動画公開してますので、ぜひご覧ください。
花農家若杉さんのリンドウを取材してきた様子をアップしてます。


【お問い合わせ】

問い合わせ先:JAふくおか八女

TEL:0943-23-1164

FAX:0943-23-1157

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