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3世代に渡り菊を栽培 菊農家中野一義さん - 花あふれるふくおか推進協議会
取材レポート

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Report

3世代に渡り菊を栽培 菊農家中野一義さん 

忙しい毎日も、元気な菊の姿を見て幸せに

菊の栽培を始めて約50年。そんな中野さんが幸せを感じる瞬間は…「菊が綺麗に育った姿を見れた時です」


仏前はもとより、ブライダルやフラワーアレンジなどでも 多く使われているキク(マム)。 福岡県は、菊の出荷量がなんと全国3位なんです!

福岡県内で菊の生産が一番多い地域は、八女市。 輪ギクや、スプレーマム、ピンポンマムなど様々な種類が栽培されています。

中野さんの菊(スプレーマム)

JAふくおか八女プリンセスマム部会 部会長の中野一義さん。 主にスプレーマムを栽培しており、試作も含め8種類の品種を栽培しています。 プリンセスマム部会は「スプレーマム」と「ピンポンマム」を全国の花市場へ出荷。 栽培だけではなく、部会長としての活動もされている中野さん。 「現在の部会員は50人!4つの支部を回って勉強会なども行っています」 と話してくれました。

中野さんは約8000㎡、例えるとサッカーコートより一回り大きい面積で栽培を 行っています。

中野さんが育てている品種たち

主に出荷している品種は、セイアドリア、セイリポルホットピンク、セイパレット、セイレウカ、 セイリムーの5種類。それぞれ花の大きさや色の濃さが違うので、幅広い用途で 使用されています。 色が薄い品種は葬儀で使われることが多く、濃い品種はフラワーアレンジに 使われることも! キク=葬儀などの仏前という固定概念にとらわれないキクの魅力が感じられます!

現在お盆に向けて、全国各地からの注文が殺到しており、 一番多い時は1日に1万本の収穫を行っているそうです。 「今から植え付けのところもあって、毎月出荷なので大変ですね〜」と汗を流す 中野さんでした。

中野さんの農場でパチリ

ご両親が電照菊の栽培をしており、生まれた時から菊に囲まれていた中野さん。 2代目として受け継ぎ、菊の栽培を始めて約50年。会長になって6年目。

そんな中野さんが、「栽培を通して幸せを感じる瞬間」を聞いてみると…
「やっぱり、定植してから 咲くまでの生長過程を楽しめるところが魅力だと思うんです。病害虫などで ダメになってしまうお花も多いので 綺麗に育った姿が見れると幸せですよ。」と笑顔で話してくれました。

プリンセスマム部会の目標は、病害虫から菊を守り、秀品率を上げていくこと。 「部会の皆で質の良い菊をより多く生産していくことを目標にしたいです。」 と意気込む中野さんでした!

Youtubeチャンネル「花あふれるふくおか」でも取材動画公開してますので、ぜひご覧ください。

菊農家中野さんの菊を取材してきた様子をアップしてます。


【お問い合わせ】

問い合わせ先:JAふくおか八女

TEL:0943-23-1164

FAX:0943-23-1157

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