太い茎の先にふわっと花を咲かせる「ストック」
「ストック」は英語で「太い茎」を意味することから名づけられました!
ピンクや白、紫など色も豊富で、花持ちがいいことから切り花やアレンジメント、結婚式のブーケにも人気のお花です!
福岡市西区でストックを栽培している柴田孝道さん。
ハウスに入ると、スパイシーな香りとほのかに甘い香りが良い匂い…! ストックの落ち着く香りは、魅力のひとつでもありますよね♪ お花の香りにはアロマテラピー効果があり心と体をリラックスさせる力があるそうです!
ストックの出荷時期は11月上旬〜3月末まで。
「寒くなると落ち着くんですが、暖かくなると一気に咲くので多い時は1日に5〜6000本収穫しています。」
約2000坪の広さで、ストックを栽培している柴田さん。 ピンクや白、紫の中でも、濃い色から薄い色までカラーバリエーションが豊富なところもストックの魅力です!
種まきは7月上旬から10月ごろまで順番に行っていきます。
早い作型では約3ヶ月で収穫できるそうです! ストックは1年草なので、種を蒔いて育てます。
良い状態に育てる為に気をつけているポイントは「病害虫防除と水やり」 「秋になると虫が多くなるので丁寧な防除と、暑い時期は特にこまめな水やりを大切にしています」と話す柴田さん。
もともとはお父様が、ガーベラや大根を栽培。 途中からストックに切り替え、お父様の代から30年以上ストック栽培を行っています。
昔と今では、栽培環境の違いもあるそうです! 「昔の方が涼しかったので気温の変化もあると思います。」
柴田さんが栽培しているストックならではの魅力は、周りに先輩達がたくさんいるからこそ、いろんな情報を取り入れながら栽培しているところ。
「この辺りは栽培環境も良くストックの産地でもあるので、先輩や後輩と情報を共有して高め合ったり、一緒に勉強しながら和気藹々と栽培しています」
オススメの品種は、冠婚葬祭やフラワーアレンジなどでもよく使われている ホワイト チェリー マリンの3品種。
「ストック」の花言葉は、「永遠の美」。 花持ちがよく、香りの持続時間も長いことから付けられたと言われています!
・ピンク「ふくよかな愛情」
・白「思いやり」と「ひそやかな愛」
・紫「おおらかな愛情」
色によって花言葉も変わるので、想いを込めたプレゼントにもオススメです♪
今後の目標は「土の勉強をすること」
「先々もストックの栽培を続けていきたいので、連作障害なども軽減できるように勉強していきたい」と話す柴田さんでした!
Youtubeチャンネル「花あふれるふくおか」でも取材動画公開してますので、
ぜひご覧ください。